「『戦争は良くない、平和が大切だ』という戦いの放棄」という戦いに邁進する方が多いのが、この世界の混乱を増大している今日この頃です。
我々人間は戦うことを宿命づけられています。直接的には、肉体の飢え、満腹、排泄という機能があり、それを遂行するために小さかろうと大きかろうと戦いが必要になります。しかし、本当は5次元レベルの「信用」の飢え、満腹、排泄に基づいています。小ダマ同士のエネルギーのやり取りが常について回ります。これは肉体を持つ限り(=地球に居る限り)発動する基本プログラムなので、子供レベルだといじめ問題になり、大人になると既得権益を巡る戦いが苛烈になる真因になっています。
この戦いの牢獄は強烈なストレスで、集合魂をはじめアストラル体以上の上位次元の身体をことごとく混乱に陥れます。それは、祟りのプログラムと言っても過言ではありません。
あまりに苦しいその状態を避けるために、愚か者は「戦わないこと」「逃げること」に惹き付けられます。しかし、本当に必要なことは徹底的に「戦うこと」なのです。何と戦うかというと受胎の初期に現れる「エネルギー分離反射=疥癬マヤズム」すなわち「分離感」と戦うのです。これを私は島津の捨て奸と命名しています。戦いを突破するには戦いしかないのです。それが戦士の生き方です。
大切なことなので何度も書きますが、戦う相手を間違えてはいけません。戦うのは世界や他人ではなく「分離感」です。戦い自体は喜びをもたらすので、世界や他人と戦い出すと今度はそれに囚われます。戦いの中心、肉体にエゴが集中します。そうすると、よろしくない存在がエゴを増長させます。「戦うな」というのは「エゴに基づいて戦うな」という知恵なのです。
テーマ「サバイバルプログラム」(全ての身体、5次元)
サバイバルプログラムの核心は、アドレナリン中毒でも戦いの放棄でもなく、戦う相手を見極める「意志」の確認です。