自分の責任と自己の主体性を放棄してしまっている。そのため、その人の人生はその人の思い通りには行かず、すべてが周りの都合で動かされてしまう。「よく出来た方たち」「充分がんばっている」「自分をほめてあげましょう」というおためごかしは、幼い段階に対する言葉。そこから始めないとついていけない、すぐに潰れてしまう脆弱な魂には本当のことが言えない。
今の人類のほとんど(86%)の持つ欠陥のほぼ100%は「感謝がない」。
不敬という穢れ。「神がいるなら私を救って見せろ。」「神ならば世界中の不幸を何とかしてみろ。」
エゴを作り出し支えるためにエネルギーを使いきっていることから来る消耗・疲弊と、世界を正確に見ることが出来ない無知・迷妄。自分たちの無知蒙昧、至らなさを隠すためにシニカルさを装い、さらにそこに尊大をかぶせてきている。そこに「倦る、飽きる」という必然的な形質が付与されてしまう。そのすべてに「恐怖」を抱えている。
死をみない、自分が死にたくない、死を忘れて生きる、汚いもの、醜いもの、忌み嫌われるものを排除。ボケた意識のまま。現実を見ようとしない社会が形成されつつある。地域限定、期間限定でしかない常識。脆弱な魂が育ってしまっている、現実をみないことでエゴが凝り固まってしまい、進化の道がなくなる。人類の進化の壁。
死んで楽になりたい、死んでこの苦しみから逃れたいと望むことは、死ぬ覚悟を持つこととは正反対のスピリッツ。死ぬことでご自分のカルマや負うべき責任を放棄したいと願うのは、エゴの最たるもの。
甘い汁を吸いたい。多くの人が不況になると公務員に、頭がいいと官僚に、野心があると政治家になりたがる。
同じことをひたすら繰り返すのにエネルギーはいらない。フィードバックを試みないで、ただ一定の型にはまった生活様式を繰り返す。そこからは決して気づきを伴う覚醒に至る道が開かない。
若いころは単純だった性欲が、次第にエゴや社会性と結びついていくその複雑さにある。そこを看破しない限り、肉体の性欲が衰えてもエゴと合体した性欲は醜く生き残っていく。
エゴが溜まりに溜まって、どろどろに腐り始めている。中途半端。不平不満タラタラ、地球に降り積もり不協和音を撒き散らしている。
プロトコル「自己の主体性の回復」
意図「エゴがエネルギーを浪費していることに気付き、それを止める。」
近年の異常気象は地球によるエゴ浄化の一環。水(大雨、洪水、津波)、火(噴火、山火事)、風(台風)、大地の浄化(地震)が多発する理由。もし、あなたがエゴを浄化するなら、異常気象を減らすことが出来る。