呪術師は集合点を移動して見た人間を「光の繊維に包まれたタマゴ」と表現している。神智学ではその光の繭を内側から肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体と分けている。
・肉体
因果律によって物質化した体。
・エーテル体
その人の気、雰囲気、ペルソナ、名前などで構成されている。
・アストラル体
いわゆる感情体。
・メンタル体
いわゆる思考体。自我は肉体~メンタル体にまでまたがり「自分(エゴ)」を構成する。
・コーザル体
いわゆる本質体、魂。集合魂元ダマから分離した小ダマ。
調整時は、どの身体を対象としているのかを情報として取る。「メンタル体のみ」とか「肉体からアストラル体にかけて」など。対象が分かることで、有効な施術が判明しやすい。例えば、経絡は肉体とエーテルの重なり合った部分に働きかけていたりする。
また、呪術師の見方だと人は「右の人間」「左の人間」二人で構成されている。世間ではアプローチとして左脳・右脳と捉えているが、これだと肉体以外の4つの体でのアクセスに不十分なのでこの表現をしている。右の人間は左脳的支配的で、左の人間は右脳的で全体性を持つ。眉の上でクロスしていて、左脳が右側を、右脳が左側を司っている。
さとりきねしでは上記情報がメインになる。これが「私」の基本要素。
さて、それ以上の「自分」にアクセス可能だろうか。元ダマや集合魂、6次元に存在する因果律(カルマ)、他の世界線など、「許可が降りる分だけ」つながることが出来る。ちなみに、前世は元ダマや集合魂の一部として取得する。厳密に言うと、前世はその人のものではない。課題や宿題として持たされたものにすぎない。