問題を様々抱えている現代人類ですけど、最大の問題点は「幼い」ことです。
大人になりきれないエゴは、肉体だけ老化していく中、感情的にも思考的にも成長が不十分で経験を消化できないため、自身を混乱させます。そして、そこから発生するエゴが地球を穢します。
「大人に成長できない」とは、一体どの身体が大人になっていないか調査してみたところ、それは「コーザル体」でした。で、どういう状態だとコーザル体が成長を止めてしまうか、条件を更に調査。
・真実がコーザル体を成長させる。嘘がコーザル体の成長を止めてしまう。
コーザル体の有り様は「私は存在する(I am)」で、自覚できる自我の一番外側です。(実際の自分の境界は、もっと外側まで広がっていますが。)真実に直面し、真実を見て、真実を聴いて、それを真実だと理解したときに、自我が正常に成長し、大人になります。大人になるということは使えるエネルギーが増えて、さらに多く経験できようになります。
しかしこれのせいで、ほとんどの人たちの人生難易度がベリーハードになってしまいます。真実をきちんと捉えられない要因が絡み合っています。
・自分の所属する集合魂が、そもそも思い込みや好みを持っていて、それに思いっきり左右される。出身星系の思想が当たり前すぎて、気がつかない。
・エネルギーがないと、真実を受け止めきれない。妄想に逃げてしまう。
・エネルギーのない人間は、情報の裏を取らずに安直に信じやすい。
・事実に対し、嘘・プロパガンタ・広告・悪意が混ざりすぎて、そこから真実を見出すのにエネルギーが要る。
以上の理由から、エネルギーのない人間はますます真実から遠く置き去りにされます。
マスコミュニケーションや学校教育は、いろんな意味で人類が大人になるのを阻害する原因の一つと断定できます。「詰め込み教育が悪い」という批判がありますが、より正確には「真偽を意図的に混ぜた教育が悪い」と言うべきなのでしょう。幼いままであることを正しいと信じてしまう社会が完成しつつあり、悪循環が止まりません。
精神的に成長するには、
・知覚を正常化すること。(正中線的アプローチ)
・全てを疑うこと。裏を取ること。裏が取れない場合は多角的な視点を持つこと。人の話、テレビ、ネット、新聞、本と適切な距離を取ること。(右の身体アプローチ)
・良心、気づきを大切にすること。(左の身体アプローチ)
他にも、洗脳の解除、毒性物質の排除(=認識が歪む)、など必要かもしれません。
さとりとは、真実との嘘(自分の妄想)との「差を取る」とはよく言ったものです。このへんも、もう少し思索を深めてからプロトコルとしてまとめていきたいと思います。