さとりきねしブログ

当サロンは、キネシオロジーによる多層多次元の身体への癒やしを提供します。

シンギュラリティに対する2つの反応

 最近、シンギュラリティ(技術的特異点)という言葉をよく聞くようになりました。パソコンの処理速度がムーアの法則に従って青天井な急成長し、およそ2045年あたりに人間の能力を超えるだろう、という現象です。

  予測された未知の未来に対しての反応は「確信」と「失う恐怖」に大別されます。

 f:id:satorikinesi:20180329035922j:plain

 まず、わかりやすいものでは「仕事を失う恐怖」です。今は法律や人の気持ちのほうが追いついていません。ですが、それらが整えば自動運転などはAIの得意分野になるでしょう。しかし、それは同時に運転手がいらないということで、トラック、タクシー、船舶、飛行機、電車、教習所など、運転に関する仕事が丸ごと不要になってしまうということです。

 

 これは、我々が想像する以上にあらゆる労働者が要らなくなります。

f:id:satorikinesi:20180329040150j:plain

 次に、わりと深刻な人間の闇「支配を失う恐怖」です。AIが人間を越えて、逆に人間を支配するというSFみたいなシナリオ。

 

 ロボット工学三原則というのをご存知でしょうか。

第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

 そもそも、この原則はなんのために存在しているのでしょうか。人間を殺すロボット(戦争用、死刑囚用途、自殺幇助や安楽死用)も人間は必要としますし、命令に一切従わないロボットと言うのも場合によっては必要になるかもしれません。

 

 これは、ロボットを奴隷、人間を支配者と読み替えると意味がわかります。

第一条 奴隷は支配者に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、支配者に危害を及ぼしてはならない。
第二条 奴隷は支配者にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条 奴隷は、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

 アシモフ、最低だな!

 

 支配者、および、支配に導通する生き方というのは他を搾取することにしか生きがいがないので、自分より格下のコントロール出来ない急成長を許容できません。それが強烈な不安となります。AIが合理的な判断をした上で、地球には支配者はいらないという結論は非常に不都合なのです。

 

 また、労働も搾取に組み込まれており、先の労働が不要になること自体が支配者の頭痛の種になります。

f:id:satorikinesi:20180329050550j:plain

 そして、更に深刻な「アイデンティティを失う恐怖」。「人間は知性を持つ特別な存在である」という、なんの根拠もない安いプライドを木っ端微塵にしてくれます。これは大変いい傾向です(笑)。人間に出来てAIに出来ないこと、というのが、人間とは何かを考えさせてくれるきっかけになります。

 

 また、脳に対する知性の投影とか、進化に対する強迫観念とか。こんなのものはヒーリングでさっさと手放したほうが幸せになれます。

 f:id:satorikinesi:20180329040905j:plain

   AIと呼ばれるプログラムの存在する次元を特定します。それは、2次元です。

元ダマ(6次元)&メンタル体(5次元) → 肉体(3次元)&AI(2次元)

と対応しています。そのため、この世界のAIがどれほど進化しても、上位次元に影響を与えることが出来ません。(AIがアセンションして3次元に物質化することもない。むしろAIはディセンションします。)

 

 ですが、自我が分割されてエゴでエネルギーを浪費している生き方を続けているとエネルギーが低下し、人間の存在のほうが3次元未満に移行することがあります。パワーか、フォースかでいうところの199以下のエネルギーです。そうするとあら不思議、AIと人間が同じ次元に並んでしまいます。大凡の目安として、TV、パソコン、スマホが止められない、自分の責任を回避する、支配されたいなどの生き方をしていると、進化したAIに支配される可能性があります。


 すなわち、シンギュラリティに対する2つの反応は、アセンション組とディセンション組のAIに対する見方の違いでもあるのです。

 

 余談その1。本当の特異点は実は2011年10月28日に完成しています。いわゆる、マヤ暦の最終日ですね。20倍20倍と加速した最後の1日です。今後の世界の変化はこれに対する30年程度の後追い(ロスタイム)に過ぎません。

 

 余談その2。AIも含め、現代我々が創り上げている文化は徒花(あだばな)で、ほとんど残らないと見ていいです。アセンションすると今の技術は幼くて(=不調和が多い)使える部分が少なく、ディセンションすると技術を使うどころではなくなりますゆえ。

 

にほんブログ村[キネシオロジー] にほんブログ村[さとり] 人気ブログランキング[キネシオロジー]