人が自分になにか恩恵を施したら、お返しをしなくてはならない。たとえ不要な世話であっても、恩義の感情が生まれてしまう。お返しの義務。
悪用されると、不公平な交換を引き起こす。相手に借りがあるという気持ちが無ければ、まず断るような要求でさえ、受け入れてさせてしまう。
これは調べれば調べるほど、根が深すぎて怖ろしいです。
「自他」という二元性がある場所では、必ず「貸し借り」が発生します。この世界では、全てが与えられて、「私」が生きています。環境(空気や水)、肉体をはじめとするすべてのレベルの身体、食事、家族や人間関係、仕事やお金、ライフライン、行政的なもの(戸籍とか)、守護霊、守護神、指導霊の加護など、見えるものから見えないものまで「全て」与えられています。これを自覚すると「感謝」になり、自覚しないと「不敬」になります。この違いは、認識(個人のエネルギーの量)によるところが大きいですが。
自他があるところでは、貸し借りが「信用」として記録されます。3次元レベルでも似た仕組みを持っていて、それがお金や義理人情に変換されます。
さて、この借りの返し方ですが、高次低次どのレベルにおいても[一般公開不可とのこと。セミナーにて]で返却することが可能です。
テーマ「返報性のルールからの脱却」
意図「エゴによる、厚意や譲歩を拒絶する。」
意図「自分がコントロールされること、人をコントロールすることを止める」
ヒーリングを受けずにそれを避けるにはどうしたらいいかと言うと、「祈り」が最高に無難です。祈りで世界に借りを返すのが、返報性のルールから抜け出るエレガントな方法と言えます。