流石に、前回のエロギャグの昭和臭が強すぎて猛反省。最新の「大きなイチモツをください♪」を持ってくるべきだったと。もしくは、「オレの(ピー)はまるでキムチの味なんだ!」とか(^-^;。
前フリが最低ですが(爆)、「こじれた性欲」は不感症やED、性病などに対しても相性が良さそうです。「不倫は文化」と失楽園ブームなどありましたが、退廃的な倫理観にも対応できそうです。そして、「退屈な性交」にも。
質問があったので、調べてみました。
> 経験多いからこじれるとか、そういうの関係あるんでしょうか?
追加で色々調べましたが、テレパシーが働かないまま性欲のエゴが成長すると、性欲がこじれるみたいです。まぁ、性欲って発散に対人的な要素が絡むから、わからないでもない。
昔、ジオシティーズにあった、トルティックアーツⅡ(カスタネダとその仲間たちが伝えた知について)を保存したものから。ちょっと長いですが。(句読点の位置と段落を多少編集済み。)
彼はかって私に私の人生の目的は何かと尋ねたことがあった。私は明瞭な答えを思いつかなかったので、私は半ば冗談で、私は愛を見つけたいと答えた。
「愛を、お前を養う人々を探すことは、セックスを持つことを意味していた」とドン・ファンはその機会に私に言った。「お前はなぜあからさまにいわんのだ?お前は性的な満足を探しているだけだ、そうだろう?」
(中略)
「そして、お前が探し続けることをやめることをな。それはお前をどこにも導きはしない。最悪の場合、お前を転落に導く」。
「でも、なぜ、ドン・ファン、なぜセックスを放棄しなければならないんだい?」と私は哀れな声で尋ねた。「お前が退屈な性交(a bored fuck)だからだ」と彼は言った。
「それは何だい、ドン・ファン? 退屈な性交って何だい?」
「戦士が為す最も重大な事の1つは」とドン・ファンは説明した。
「自分の初めの性質を探索し、確認し、理解することだ。自分を孕んだ時に自分の両親が性的に興奮したかどうか、あるいは、彼らが単に夫婦間の儀式を遂行しただけなのかどうかを戦士はできる限り正確に知らなければならない。文明化された性交は、当事者にとって非常に、非常に退屈なものだ。呪術師は、文明化された方式で孕んだ子供は、非常に退屈な … 性交、ほかにどう言えばいいかわからんが、の産物だと全く疑いなしに信じている。もし別の言葉を使うとすると、婉曲したものだということであり、その迫力を失っているだろうということだ。」
この話しの後、ひっきりなしに、私は彼が論じていたことを真剣に考えはじめた。私は彼を理解したと思った。そして、疑念が這い上がってくると、毎回、私自身が「退屈な性交って何だい、ドン・ファン?」と同じ質問をしていることに気づいた。私は、すでに彼が数十回言ったことを繰り返すことを無意識に望んでいたと思う。
「わしが繰り返すことを嫌がってはいけない」とドン・ファンは、毎回私に言ったものである。「お前が退屈な性交であることを認めるまで、何年もつき砕くことになるだろう。だから、わしはお前にもう一度に繰り返す。もし受胎の瞬間に興奮がなければ、そのような結合で生まれ出てくる子供は、呪術師が言うには、本質的に彼は孕まれただけなのだ。配偶者の間に本当の興奮はないが、恐らく単に精神的な欲望によって、子供は彼らの行為の成り行きに耐えなければならない。呪術師は、そのような子供は、貧しく、虚弱で、落ち着きがなく、隷属的だと断言する。彼らは言う。それらの子供たちは決して家を出ない。彼らは生涯そのままだ。そのような人間の有利な点は、彼らの弱さの中で彼らが極端に首尾一貫していることだ。彼らは、変わりたいという衝動すら感じることなしに、一生涯同じ仕事をこなすことができる。もし彼らが子供として優秀で、丈夫な模範でありえたとしたら、彼らは非常に有能に成長するが、もし彼らが良いパターンを持つことに失敗すれば、彼らの苦悩や混乱、不安定さを終わらせることはできない。
「人類の大部分はそのようであると呪術師は大きな悲しみを込めて言う。これが、わしらが自分の持っていない何かを見つけ出したいという衝動に終わることなく耳を傾けている理由だ。わしらは、自分の人生が続く限り、呪術師によれば、自分に恵まれなかった根源の興奮を探しているのだ。だから、わしはお前を退屈な性交と言ったのだ。わしはお前の体中に書かれた苦悩や不満を見る。だが、悪く思うな。わしも退屈な性交なのだ。そうでない者は、わしの知る限りでは、ほとんどいない」。
「これはぼくにとって何を意味しているんだい、ドン・ファン?」私はかって彼に心底不安を感じながら尋ねた。
なぜか、ドン・ファンの言った言葉はどれも私の内側の核心をダイレクトに打った。私は確かに彼が言うとおり退屈な性交の悪いパターンで育てられていた。ついに、ある日、それは最後の問いの決定的な供述にすべて要約された。
「ぼくは自分が退屈な性交だと認めるよ。何ができるっていうんだい?」私は言った。
ドン・ファンは目から涙が出るほど大笑いした。「わかった、わかった」彼は、私の思いを慰めようと背中を軽くたたいた。「初めは、自分のことを退屈な性交と呼ぶんじゃない。」
彼は、私がノートを取るのを促すように私を真剣に見つめた。
「すべてを書き留めるんだ」彼は励ますかのように言った。「最初の明確なステップは、まさにB.F.というイニシャルを使うことだ。」
私は冗談と悟るまでこれを書き留めた。私は手を止め、そして彼を見た。彼は本当に腹の皮がよじれるほど笑った。退屈な性交(boredfuck)は、スペイン語では、cojidaaburridaであり、C.A.はちょうど私の誕生名、カルロス・アランア(CarlosAranha)のイニシャルと同じだった。
笑いがおさまると、私の初め(inception)のネガティブな状況を相殺する行動の計画を真剣に叙述した。私に説明した時に彼が大笑いしたのは平均的なB.F.としてだけではなく、神経質であるという余分な負担を持っていたからだった。
「戦士の道では」と彼は言った。「終えられるものは何もない。永遠なものは何もない。もしお前の両親がそうあるべきものを作らなかったとしたら、お前自身が作り直すんだ。」
彼は、呪術師の道具箱の最初の策略がエネルギーのけちん坊になることであると説明した。B.F.は多くのエネルギーを持っているわけではないので、利用可能なエネルギー量が十分でないパターンの中では、自分の持つわずかなものを無駄にして役立てることができない。ドン・ファンは、私が、私が持っていないエネルギーを要求するような行動のパターンに従事することを断つよう勧めた。断つことが答えである。道徳的に正しいからとか、望ましいからとかではなく、すさまじい興奮の状況の下にあったと想像される人と同等な十分なエネルギーを蓄えるためにエネルギー的に私にとって唯一の方法だからである。
彼の言う行動のパターンには私が為すことのすべて、靴の紐を結んだり食べたりするやり方から、自分の体裁について悩むやり方とか、日々の活動、特に求愛に関連している時、に従事するやり方までが含まれていた。ドン・ファンは、そのためのエネルギーを持っていないから、私が性行為を断つことを強く主張した。
「お前が性行為をむさぼった結果」と彼は宣告した。「重症の脱水状態のように、お前は目の下にくまをつくり、髪は抜け落ち、爪に奇妙な斑点ができ、歯が黄色くなり、いつも目が荒れ狂っている。女との関係が、お前を噛まずに食べ物をむさぼり食うような神経質な状態にしているのだ。だから、お前はいつも塞がれている。」
ドン・ファンは、私が悔しがるようなことを加えて話し、大いに楽しんだ。しかし、彼の最後の意見は、救命具を私に投げるかのようだった。
「呪術師は言う」と彼は続けた。「B.F.を想像も及ばないものに変えることは可能だ。それは、まさに、それを意図するかどうかの問題だ。わしが言っているのは、想像も及ばないものを意図するということだ。これをするためには、想像も及ばないものを意図するためには、利用可能なものは何でも使わなければならない」。
「『何でも』って何だい、ドン・ファン?」私は本当に興味をそそられて尋ねた。
「何でもと言ったら何でもだ。感覚、記憶、願望、衝動。ことによると、恐怖、やけっぱち、希望。あるいは、好奇心。」
私はこの最後の部分を完全に理解したわけではなかった。しかし、私は、文明化された概念の土台から抜け出すよう苦闘を始めることを十分に理解した。晩年に、ブルー・スカウトは、それを完全に私に説明した詩を書いた。
B.Fの概念
ブルー・スカウト作
彼女はアリゾナのトレーラーで作られた
ポーカーやって友達とビールを飲んだ夜の後に
彼の足は彼女の寝巻きの破れたレースに捕まえられた。
彼女は煙草の煙とアクア・ネットのヘア・スプレーが混ざったようなにおいを感じた。
自分が勃起していることに気付いた時、彼は自分のボーリングのスコアについて考えていた。
彼女はどうしてこの生涯がどうしても一生の間続くのかしらと思っていた。
自分がくぎ付けにされているのに気付いた時、彼女は洗面所に行きたかった。
彼女が孕まれた時、彼は噴出を抑えた、
しかし彼女にとって運良く、
二人は砂漠の中にいた、
そしてその瞬間、
コヨーテが遠吠えし、
女の子宮を通して憧れという冷淡さを送った。
その冷淡さが彼女をこの世界に導いたすべてだった。