たまに質問があるので、「キネシオロジーで判定すること」について調査してみました。
普通の人間の物事に対する判断基準は「思考と感情」です。いわゆるメンタル体とアストラル体を使い、エゴのフィルターを通して世界とつながっています。そのため、しばしば判断を間違えます。エゴの欲求や恐怖、カルマからくる変な視点、誰のかわからない意見など、変な方向に行きがちです。エゴが薄くなれば気づきという形で間違いが減るのですけど、そこまで持っていくのがまた一苦労というか、一修行必要なくらい。
そこで、キネシオロジーを利用しています。筋肉の強い弱いという反応で肉体に必要なものがわかる、というのが出発点でしたが、筋肉のOn/OffがYes/Noに対応できると臨床から分かりました。それを発展させたところ、特定の数値に反応するということも可能で、問題に番号をつけてどれが最重要か判定したり、パーセンテージを調べたりと、いろいろな面で使えることが分かりました。問題特定の精度が高く、思いがけないものが原因として出てきたり、情報や修正方法を探すのにも大変重宝しています。
さて、ここから本題。キネシオロジーで使っている身体はどこか?という調査したところ「正中線体」とでました。人間は右の身体と左の身体の2人で構成されていると呪術師は語っていますが、そのセンターです。古代中国人はそれを中庸と表現しました。中庸は∞の中心部分で、プラスとマイナスの0に当たります。そのため、悟っていない身でも、一時的に悟りの状態に近い答えを引き出すことができます。
ただ、扱いが難しいと言うか。この中庸自体はエゴを減らす、つまり、地球や宇宙の実相と同調する有り様なので、ヒーリングだったり真理を探求したいには向いています。
エゴを増やす方向の質問の扱いをどうするかです。例えば、どの馬券を買えば当たるかとか、どうすれば好きな人と結婚できるかとか判定は可能です。占いみたいな使い方ができないわけではないです。ただ、悟りのエネルギーで悟りを汚すような行為なので、カルマを積む可能性は高いですね。また、何かが欲しいという気持ちは中庸をぶれさせます。
正中線体はきちんと育てるべき身体の一つです。どんな質問にも誠実に答えてくれますし、「そこにエゴがありますよ」と全然違う答えを出すことがあります。また、精妙で高次元な質問に対しても、より静止した状態が作れれば正確に答えが出ます。正中線体は、人間の可能性そのものなのです。